過去記事でも登場した父親 ブログでは【まさ宮】さんと呼んでおります
昨日、今日とまさ宮さんに頼まれ 駅まで送り迎えをしました
ひと宮が父親を足に使う事はあっても
親から使われる事はほぼ無いので
文句を言いつつも(言うのかよ)
(たまになら)頼られるのは嬉しかったりする
毎年恒例の同窓会らしく
車内ではそれはそれは
ウキウキのまさ宮さんでした
田舎の小さい学校だったそうで
保育園から中学まで
ずーーーーっと一緒だった
クラスメイトと先生と
今でも毎年必ず集まれているって
なかなか凄いことですよね
そろそろお互いの安否確認のための
集まりになりかけてるなんて
冗談にもならない年齢に
なってきているんだろうけど
それぞれ忙しかったり
泊りとなると旅費もかかる事だし
なかなか集まるのも一苦労だけど
もっと年上の(82歳だったかな?)先生が
来てくれるうちは集まりたいからね
なんて言いながら
「待たせたら悪い」と
待ち合わせ時間の30分も前に
送っていってとそわそわしとりました
(遠足に行く子供かよ)
今年も無事皆で楽しい旅行になったようで
行きの車内で
「昨日の夜設定替えたら
使い方がわからんくなってまった」と
慣れないスマホ片手にあわあわしてた人が
迎えに行った帰りの車内では
スマホを持ってない同級生に対し
「今やらな!どんどんついていけんくなるから!」
と偉そうなこと言って
スマホの良さを熱弁してきたと報告してきた
撮った写真をLINEで一斉送信して
周りに「おぉーーー」って
言われたのがよほど嬉しかったらしい
「写真を皆に送らないかん。あ―忙しー」と
ウキウキしている姿はそれはそれは
活き活きしとりました
いくつになっても
何年経っても
新しい事を覚えるって
そして、知った事を誰かに伝えるって
心と頭を若くしてくれるんですね
帰ったらすぐに
自治会の役員会があるらしく
(今年度自治会長さんなのでね)
「頭の中でいつもあれこれ考えて
こんなに一日中いつでもどこでも
頭を使って気を張っているのは久しぶりだ」
と言っておりました
「いいボケ防止対策になってるよね」
そう言ったら
「ほんとに!
大変やし、こんな疲れる事はないけど
これ(会長)をやらせてもらっとるで
頭刺激させれとるし
コミュニケーションも増えて
大変なこと以上に
良い経験させてもらえとる
ありがたいことやわ!!!」
ほんとそれね
父親に対して言うのもなんだけど
あんたわかってる←オイ
ちゃんと人様に感謝できる親で良かった
(お前が言うなww)
独身時代は勿論
結婚して子供を産んでから数年間
つまり今までは
両親のこと知ってるようで
何も知らなかったし
親がどんな事を考え
どんな想いで今いるのか
聞いた事もなかったし
正直興味も無かった
それがここ数年
私自身が
親になって少し余裕がでてきたからか
自分がいい年になったからか
今更ながら
両親がどんな事を考え
どんな想いでこれまで暮らしてきて
コレから先どう暮らしていきたいと
思っているか
今まで生きてきて
今初めて両親に対して
興味を持ってる自分がいることに気づいた
不思議な感覚
気になるような
知りたくないような
気恥かしいような
この感情は
自分の両親だけじゃなく
義両親にも感じている事
ひと宮にもまだまだ長い人生があって
同じように両親にもまだまだ
『これから先の未来』があって
子供の健やかな成長を楽しみに
過ごしてきていた気がしたけど
両親が楽しく幸せに
暮らしている姿を見る事も同じように
『嬉しく尊い』事なんだなと
柄にもなく思ってしまった
そんな経験をした一日でした
ま、
結局のところ
子供にせよ親にせよ
自分じゃないんでね
ひと宮ができる事は
その人の幸せを願いながら
横で笑顔でいることだけなんだと
思いますけどね
「土産に置き物だけは絶対やめてね!
食べ物にしてね!!!」
と念を押しといたので
「土産なんか買わんわ~」と言いながらも
無事お菓子をいただき満足
昔のひと宮なら平気で処分できたけど←オイ
この年になると気にいらなくても
情が入って手放せなくなってきている
自分がいるので
嫌らしい一言でも(笑)
先手を打って要らないモノは要らない
って正直に言うようにしてます
結局はそれが一番
良好な関係を続けられる近道だと思うから
…
20年後ひと宮は
娘にどんな風に思われてるのかな?