『モノが循環する』サポートをする仕事~岐阜から茨城へ~

クラアイント様と一緒に
部屋を片づける

 

そんな
ライフオーガナイザーという職業をはじめて
10年を越えた今

ひと宮の特化する部分を
改めて一つあげるとするならば


やはり「リユース」と言う言葉に尽きるのでしょうか


これから片づけで求められるのは捨てる以外の選択

大量のアイデア情報と安価な収納グッズのおかげで
収納やインテリアに
興味を持たれる方が増えた気がします

世の中が良いモノ・便利なモノで
溢れている今だからこそ

不用になった時のモノの手放し方に
悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

まだ使える
壊れていない
汚れていない

でも私はもう使わない

だからと言って
「ゴミ」にはしにくい
物理的には不用なのに感情がそれを許さない


今はフリマアプリを使って
売るという方法も浸透しましたが
それすら面倒
頭では分かっていても重い腰が上がらない

そんな時こそひと宮を頼ってください

 

モノの行く末までをサポート

片づけのノウハウや手順は
どれだけでも書籍やSNSで出回っています

私の知人も複数人
「片づけ」の本を出版しています

読めばわかる
見ればわかる
実は片づけって学ぶとわかるのですが
やることは単純なんです

でも、本を読んだり
SNSのビフォーアフター画像を見ただけでは
変えられないことがある

それは
知識だけでは家の中のモノは減らない
そりゃそーだ!

ゴミ袋に入れる
いわゆる『捨てる』という行為に
罪悪感や抵抗があれば
モノはますます家の中に滞ります


不用なものを
家の中にずっと置いたまま放置するのは
厳しい言葉で言うと
結構タチが悪い行為だと思っています
使っていなくてもコレクションや宝物は立派な必要品ですからそこは誤解なきよう

 

モノは使っていなくても劣化します

貴重な空間を占領します
なにより日々の暮らしの邪魔をしてきます
掃除・探し物・つまずきなどなど…

捨てることが片づけだと言わないからこそ

 

本当に使いものにならなくなる前に
有価物として価値があるうちに

世に出た産物は循環させて
皆で
責任もって使い切る意識を持つことが
とても大切だと考えています

 

新たな資源から
新たにモノを生み出す(買う)のは抑えて
今あるモノを有効に使い
極力ゴミにしない努力を心掛ける

ひと宮はこの仕事をしていて特にこの部分に
強い信念をもっています

ですので
引き取った不用品をメンテナンスして
次に使ってくれる人を探すところまでを
片づけのサービスとして行っています

 

引き取った不用品の資材

 

一つづつ巻きなおして整え
次に使ってくれる人の元へ橋渡します

 

こちらの資材は岐阜から茨城

見えなくなったらスッキリって本当?

 


片づけの仕事をしている身として
「いる・いらない」で分類して
要らないモノを捨てたらほら部屋がスッキリ✨
だけのサポートでは心が痛くなるくらい
今は価値あるゴミが増えています

 

少し話がズレますが

一昔前は、前を走っていた車が信号待ちで
窓から煙草をポイ捨てする車をよく見かけました

公共の駐車場で
ゴミの入ったコンビニ袋を
扉を開けてそっと置いたかと思ったら
そのまま何事もなく
発進していく車を見た事もあります

 

 

自分の車からゴミがなくなれば
たしかに車の中はスッキリするかもしれない
ですが目の前から消えれば
それは無かったことになるのでしょうか?

 

押入れにモノを詰め込んで蓋をして
片づけた事にする
見なかったことにする

それで部屋は片づいたといえるのでしょうか?
たしかに押し入れに詰め込めば
一時的に部屋は綺麗になるかもしれない

それで押し入れの中に入ったモノは
日の目を浴びることなく
なかったことにして問題ないでしょうか?
新たにモノが部屋に入ってきた時
次はどこにモノを隠して
見なかったことにするのでしょうか?

 


家から出たその「不用品」が
どこへ行くのか
どうなるのか
誰がどう処理してくれているのか

 

これからは少しその先のことも意識してみると
どんな基準で選んで家の中に持ち込むか
どう扱おうか

モノの見方、扱い方が
変わってくるかもしれませんね

安易にモノが手に入る時代だからこそ
モノに振り回されないで
モノに占領されないで
ましてや
不用になったからと
「見ないふり」をしないで

目の前から消しても
モノはどこかで存在しています



勿論いづれはどんなモノもゴミとして
廃棄される運命だとしても

少しでも長く

活用して、循環して
限りある資源を大切に使う

そんなサポートがこれかれも
できたらと思っています



余談ですが
橋渡しができた事で
資材を手放したクライアント様も
引き取ったお子様にも
とても喜んでいただけました

ただゴミにしていたら
生まれなかった「感謝と喜び

信念をもって活動している私にとって
本当に救われる瞬間です


こちらこそありがとうございました