誰に相談する?模擬トレーニングで片づけ現場のスキルを強化!

日本ライフオーガナイザー協会の
認定トレーナーとしても日々活動しております
ひと宮ですこんにちは☺

資格を取れば片づけのプロとして活動できますが
頭では分かっていても
実践するとなると話は別。ということはよくあることで
トレーナーはそんな現場未経験のオーガナイザーが
場数を踏んだり、現場に出やすくなるためのサポートをおこなっています

その中にビギナーズミセナー現場シェア会(現場に出るために必要な情報共有)や
トレーナー現場に同行(アシスタントとして実際に現場に参加)
などのサポートがありますが
今回新たな試みとして模擬トレーニングの場を設けました

実践型かつ、その場でフィードバックがある現場

 

模擬トレーニングでは
ライフオーガナイザーの一人がクライアントとなって
通常の現場と同じように(時間的制限はありますが)作業をします

ただ一般のクライアントとは違うのと
トレーナーが現場に居合わすので
言葉を選ばず言うなら「失敗が許される場」です
…というよりは
「普段の片づけサポートに自信が持てる場」というのが正しい表現

現場未経験のライフオーガナイザーは
模擬トレを通して卓上の学びでは得られない
実際の流れを肌で体感することができますから
ご自身がひとりで現場に出るイメージが浮かびやすくなります

現場経験のあるライフオーガナイザーも
「自分のやり方はあっているのか?」
「もっと良い声かけのしかたがあるのではないか?」など
常に自問自答していますから
他のライフオーガナイザーの動きが見れたり
また、自分のサポートを客観的に見てフィードバックが貰えることで
「私のやり方は間違っていなかったんだ」
「その声かけ凄くいいな。」など
答え合わせと言う表現は語弊があるかもしれないですが
間違いなく自信&スキルアップに繋がります

 

視座が違うことで、得られる知識が増える

今回クライアント役として自宅を提供してくれたのは
小澤美和子さん

 

クライアントに徹してくれたことで気づいた美和ちゃんの感想で
とても興味深かったのが

「(クライアント側に立つと)想像以上に言いたいことが何も言えなくなること」

「(サポート内容について説明が欠けていると)わからないことへの不安が大きくなること」

「オーガナイザーの何気ない一言で救われる感覚が確かにあること」

この感想はトレーナーの私にとっても
むしろ歴が長いオーガナイザーこそハッとさせられた言葉でした

美和ちゃんはオーガナイザーですから
オーガナイザーの立ち位置を(聴きたいことなど)わかったうえで
クライアントとして徹していたにもかかわらず
それでも視座が違えば戸惑いが生まれた

…ということは、いかに一般の方が勇気を振り絞って申し込んでくれたか
不安を抱えながら相談してくれているか

どれだけ最初のヒアリング(クライアントの情報を聞き出す以前に信頼してもらうための空気作り)が大切か
を目の当たりにすることができました

 

 

アシスタントではないメインオーガナイザーとしての動きを知る

現場未経験オーガナイザーがリアルな現場を体験するには
前述の通りトレーナー現場に同行することが一番手っ取り早いですが
模擬トレーニングとの決定的な違いは
学ぶ視点が「アシスタント」視点か「メインオーガナイザー」視点かということ

同じ現場で作業をするにしても
アシスタントとしての動きと
メインのオーガナイザーとしての動きは
全く異なります

何十回と現場に出ているオーガナイザーでも
それがアシスタントという立場であれば
“アシスタントのプロ”にはなれるかもしれませんが
ひとりで現場サポートをするとなると途端に勇気が出ない…と言う
オーガナイザーは少ないくないと思います

 

模擬トレーニングではメインオーガナイザーの育成の場として
ひとりでも自信をもってサポートにお伺いできるオーガナイザーが増えることを願ってトレーニングをします

 

今回は4名のオーガナイザーが参加しました
一連の流れを4つに区切って交代制で1名づつメインオーガナイザーとしてサポートに入ります

トレーナーのひと宮から事前に得意・不得意なパートのアンケートをとっていたので
不得意箇所を一番学べるように各オーガナイザーを配置しました
ただ不得意(あるいは未経験)なオーガナイザーだけでは進行しない可能性もあるので
得意と記載したオーガナイザーがアシスタントではなく補助として入り
二人一組でオーガナイザー役に徹してもらう流れで進めていきました

残りの2名はフィードバックできるよう客観的にみてもらいます

メインのオーガナイザーとアシスタントでは動きが違うというのは
ただ単に、実際の片づけ現場での動きだけとは限りません
片づけは得意だけど集客が苦手なオーガナイザーは沢山いますし
資料作りは得意だけど、時間内にわかりやくす説明するのが苦手と言う方もいます

メインオーガナイザーとして活躍するには
ただ“片づけができる”だけでは成り立たちません

そういった「片づけサポートの依頼を受けて、作業をして、継続に繋げる」までの
ビジネスとして必要な流れ全てができなくてはいけません

 

それはトレーナー現場では学べないことなので
模擬トレはとても価値あるものだと感じました

トレーナー視点でも新たな気づき

作業を終えた後に、それぞれ感想をいただいたり
フィードバックをしたのですが
実はトレーナーの私も模擬トレが初の試みということ以上に
初めての感覚が多くて通常の作業時とはまた違う疲労感がありました

というのも模擬トレを企画しておいてなんですが
「片づけ」には正解がないわけで
「ヒアリングのしかた」にも正解はないわけで
それでも少なからず十数年の経験から
「私(ひと宮)ならこうするのに」というお節介も浮かぶわけで(苦笑)

子育てに通ずる「見守る」ということの大変さを痛感(笑)←あ、これは参加してくれたオーガナイザーの皆が力不足という意味ではないですからね。ただ自分も入りたくてうずうずしてただけの話なので誤解なきよう


見守るという立場とせっかくトレーナーが現場にいるんだから
トレーナーの動きが見たいだろうなとか(自惚れ発言ではなく自分なら先輩オーガナイザーの動きが見たい)
ご意見を聞きたいだろうなとか(自惚れ発言ではなく…以下略)
模擬トレでどこまで口出すべきか、何もしないなら居る意味あるのか?と自問自答してみたり^^;

ものすごく悩みました(笑)
なにせ私もこの立場では初体験なもので、諸々至らないトレーニング現場だったと思います

トレーナー会議では
一緒に入ってリードするというやり方もありだと選択肢にあったのですが
それではトレーナー現場と変わらず参加者がアシスタント視点になってしまうなと思い
今回私は、できる限り口を出さず最後まで見届ける事を選択しました

ただ一点、トレーナーとして
万が一時間内に絶望的に作業が終わらなかったら私が責任を持つということで
見守ったわけですが
そこはさすがライフオーガナイザーのみなさん!!

最初から最後まで本当にスピーディーかつ丁寧に
そして瞬時に模擬トレの意図を読んでくれて時間通りに終わり
フィードバックの時間までとることができました(さすが!)

 

片づけのプロを探す時の目安の一つにしてほしい

今回参加してくれたのは
クライアント役の美和ちゃん含め合計5名

クライアントから片づけ依頼がきたと仮定して
メールでの事前やりとりを担当した
藤本ゆかりさん

一番手ということもあり、緊張&ひと宮からの段取り説明不足で内心ハラハラしていたと思います
ですが、その中でもクライアントを不安にさせない、むしろ安心してこの人になら相談できる!と思わせてくれた
事前メールのやりとり(言葉の使い方) のおかげで全体の空気が決まりました
顔が見えない状態でのやりとりだからこそ
誤解をうまない 不安にさせないやりとりは必須です
私含め、参加者全員がやりやすく、また真似したいと思えた気づきが多かったと思います^^

 

当日、玄関先での挨拶からヒアリングまでを担当した
尾崎奈津子さん

私(ひと宮)はいないものとして
訪問の挨拶から、スリッパの履き替え、荷物を置いてテーブルの前でクラアイントに再度挨拶、からのヒアリングまでをおこなっていただきました
文字にするとたわいもない一連の流れですが
これ、実際に現場に立つと、ひとつひとつの所作が「あれ?これ、あってる?」と不安になる事の連続です

ビギナーズセミナーに参加しているオーガナイザーはすでに学んでいる知識ですが
例えば履物ひとつとっても
クライアントが用意してくれたスリッパを履くか否か
逆に用意した室内シューズ(スニーカー的なもの)を許可なく履いていいのかどうか
など
ほんとに些細なヒトコマが、現場では「あれ?」っとオーガナイザーの思考を真っ白にさせる要因になり得ます

ましてや
今回の模擬トレでは沢山のオーガナイザーに見られている中でおこなうわけですから
さぞかし緊張していたでしょうし
その状況下で場を和ませつつ
ヒアリングでクライアントからいろいろなことを聞き出すというのは
どれだけ事前準備をしていても
いやむしろ、事前準備しすぎてその通りに行かなかった時ほど
柔軟に対応する(軌道修正する)のが難しかったりします

「片づけ作業はヒアリングで8割決まる」

そう言っても過言ではないくらい
三者三葉、十人十色なのが「片づけ」ですから
いかにクライアントの未来への思いや現状の暮らしを聞き出せるかにかかっています

そんな片づけサポートの要となる部分を担当したなっちゃん本当にお疲れ様でした^^


そして、見積もり説明、段取り説明を担当したのが
花村久美子さん

今回は模擬トレなので1日で一連の流れを済ませてしまいましたが
通常の片づけサポートは
ご相談、ご依頼をいただいてから一度お伺いし、採寸、撮影ヒアリングをおこなって
見積もりや当日の段取りを聞いたうえで、クライアントが作業を依頼するかしないかを決めます
ですので、ヒアリングと作業日は別日になる事が多いです

ということは、クライアントからしても
この見積もり(作業時間や料金)の説明や当日どんな流れで進めていくのか、何を準備しておいたらいいのかなど
おそらく一番詳細が知りたい部分であり
また、オーガナイザーも、この数時間のヒアリングで
どこまでできるか、いくらかかるのかを伝えないといけないので
一番伝えるのに迷う部分でもあります

場数を踏むしかないと言えばそれまでですし
オーガナイザーによって料金設定やサポートサービスが違うので
共有したところで足並み揃えるものでもないですが
それでもそれぞれのサービス料金や時間配分をシェアしあえたことで
各々のサービスをブラッシュアップするきっかけになったと思います

またヒアリングでクライアントは散々話をして脳内であれこれ考えているので
正直オーガナイザーの説明は聴きたくても頭に入っていないというのもあるあるです
当日の流れの説明も口頭だけではなく、資料を用意することで
視覚からも入ってきやすい準備をしていた花ちゃんは、さすがだと思いました

 

 

実際の片づけ作業を担当したのは
篠原加奈子さん

 

今回オーガナイザー役で唯一、現場未経験だったかなちゃん
それはそれはさぞかし緊張していたと思います

かなちゃんからいただいた感想にこんな言葉が綴られてました
実際に体を動かしながらチームで試⾏錯誤して進めていく中で、座学では得られな い “現場ならではの空気感” や
“迷った場⾯での判断の仕⽅” を実感できたこと は、とても⼤きな収穫でした。

 

理想とする模擬トレーニングの目的そのものの感想で
個人的には「やってよかった~」と思えた感無量な感想

良くも悪くも“慣れ”とはこわいもので
これくらいできて当たり前
ここは飛ばしても大丈夫
など、経験値があがればあがるほど無意識的に自己流になっていくもの

上手くいくかいかないか
ではなく
現場トレーニングを通して
改めて片づけのサポートの基本のきを取り戻すよいきっかけとなりました


こうやって
日々片づけのプロであるライフオーガナイザーは
個々にスキルアップをしているわけですが

是非、今、片づけを誰かに依頼したいなーとか
相談したいなーと悩まれていたら
こうやって自主的に積極的に自主練をしている片づけのプロを選んでください

 

片づけが得意な人は世の中にごまんといます
片づけの資格を持っている人も何万人といます

ですが、何度も言うように
環境、暮らし、思考によって片づけの正解はひとつではありません

カリスマのような片づけのプロもいますが
その人のやり方が自分に合うとも限りません

 

これは個人的な意見(自分自身への戒め)ですが
「私の考え方が絶対!」というような押し付けをする片づけのプロは
プロではないと思っています
それはただ単に片づけが得意な人


片づけそのもののノウハウや考え方、
色使い、小物使いのセンスが
自分の描く理想の暮らしに近いと思えるプロと出会えたら最高ですが

誰に頼んだら良いか迷われてる場合は
片づけのサービスを提供する者として
いたらない部分、学びたい部分をさらけ出しながらも
日々アップデートしている発信をしている
片づけのプロを頼ってみてください

そういった片づけのプロは
多面的な視野でトライ&エラーを繰り返しているので
クライアントの「何故片づかないのか」「私は何に悩んでいるのか」の部分を捉え
そこにアプローチした片づけをご提案する力が付いています

 

誰に頼むかで今後の暮らしは変わります
部屋をきれいに見せるスキルだけじゃない部分で差が出ます


そしてこういう企画に前向きに参加する方は
起業主としても長く継続できる傾向があります

それはクライアントにとっても長いお付き合いができるという意味で
おおいにメリットがあると言えます
(いつか頼もう思っていたらHPが消えていたなんてことはよくあることなのでね)

個人事業主だけど一人じゃない心強さを与えられる場

最後に、トレーナーとして
模擬トレーニングを企画した側の感想ですが

一言で言うななら
まだまだ私自身も伸びしろだらけだな(笑)ということ

クライアントでもなく
オーガナイザーでもない視点で
今回現場に居合わせたことで
本当にここでは書ききれないほどの気づきがありました
(協会トレーナーの皆とシェアしながら高めていきたいと思います)

視座が変われば感情も変わる

日本ライフオーガナイザー協会に所属しているとはいえ
皆、個々に活動している個人事業主です
それぞれが手探りで開業して仕事としてやっているわけですが
改めてトレーナー制度というのがあることで
トレーナーの私自身もまた一人で抱え込まなくていいという安心感と
困ったら助け合える仲間がいるという心強さに救われました


今回の模擬トレは初の試みということで
図面の描き方の部分や、資料作成のシェアなど
もっと細かく掘り下げられるところはあったなと課題も見つかりました

私自身も今の私だからこそできる事を見つけ出して
自分自身の片づけサービスに磨きをかけながら
トレーナーとして
一人でも多くのクライアントとライフオーガナイザーが
マッチングされることを目指してできることをしていきたいと思います



模擬トレーニングに参加した美和ちゃん、ゆかりちゃん、なっちゃん、花ちゃん、かなちゃん
お疲れさまでした!これからの益々の活躍期待しています!