入学式のため2週間ぶりに外出して思った複雑な心境

長女の入学式に行ってきました
式は短縮、翌日からまた休校

前日は次女の始業式もあって
正直母親目線で考えると
不安でしかありません

「行かない選択もあるよ」と
娘たちに伝えました

普段なら
「学校行くのめんどくさい」
「ずっと家に引きこもっていたい~」
って言うような娘達ですが
さすがに一か月以上
まともに外出していないこの状況は
いくら一日中自由であっても
やっぱり窮屈だったようで

普段なら全く起きない朝も
私が起きるよりも前に起きて準備完了

「絶対行く!」と
予定より早くに家を出ていきました

帰ってきた次女は
全然見れてなかった桜が
まだ咲いていて綺麗だったことや
久しぶりに皆に逢えた様子を
嬉しそうに話してくれました


そりゃ子供も
いい加減うんざりしてたわな…
と思ったもののその後

長女と入学式に参列して思ったこと

 

明日からまた休校なこの事態の中

なぜ入学式だけはアリなのか
時間短縮したとはいえ
1000人近い人達が集まるこの状況

居酒屋やナイトクラブ?のような
騒々しさはない厳粛ムードとは言え
体育館と教室の移動や
書類提出などで
がやがやごった返し人との距離も近い
劇場や映画館と何が違うのか?
と疑問に思わずにはいられません

散々前もって言い聞かせておいた娘も
いざ久しぶりに友達と会えば
嬉しさ爆発

距離も近いし積もる話もあるし
なかなか帰ろうとしません

 

教室に入って見渡すと
空席が無かったので
おそらく全員参加していたのでしょう

 

前日から先生方も
充分配慮して
準備してくださっていたことは
重々承知です

それでも
参列して思ったことは

本当に今必要な行動だったのか?
ということ

 

たかが二時間程度

 

それでも
入学式なので二時間だけコロナ菌
ストップさせまーす!
ってできるものでもないわけで


このあたりが
日本人の危機管理の低さを
表していたのではないか
と、後悔のような反省のような
複雑な心境に陥りました

 

2週間後
学校でクラスター発生と
報道されないことを願うばかりです



自分自身
不安に思いながらも
参列した側の人間なので
自戒の念を込めて

今後私自身が
取捨選択を見誤らないよう

今世界がどんな状況なのか
自分ができること
優先すべきことはなにかを
改めて強く考えねばと思いました

 

とは言え
外出できてうれしそうな娘達の顔と
滞りなく迎えれた
一生に一度の入学式

本当に本当に…複雑な心境です

 

桜の写真は人通りのない所で
長女が撮影したもの