「ありがとう」に救われ、本当につらかった原因に気づけました。

突然ですが
ありがとうの反対語って
皆さんパッと浮かびますか?

 

 

 

 


ありがとうの反対語は
あたりまえなんですって

 

 

 

数日前にね

「この画像をドールにしてほしい」と
お声がかかりましてね

 

作ってみたのがこちら♡

どうでしょう?
雰囲気近づけてますでしょうか?


日本ライフオーガナイザー協会
関西チャプターの
代表だった田中佐江子さんから

この2年間
一緒に走ってくれた副チャプタ―へ
お礼がしたいということで
ご依頼いただき製作したのですが

このモデルでもある
長谷川敦子さんから
早々にお礼のメールをいただき
こんな嬉しいブログを書いていただきました

↓画像をクリック

 


ワタクシゴトなんですが

2021年に入ってから
言葉にするのは難しいのですが
とにかく物理的には
良い意味でずっと適度に忙しく
充実した毎日を送っているのですが

ずーーーっと
心にぽっかり穴があいている感じで

充実しているはずの疲労感な毎日なのに

全然私自身の心が
満たされていく感覚が無く


何をしていても
何に取り組んでいても
間違いなく結果は残せている
と言える(評価をもらえている)のに

全然ちっとも私の中の生きる活力にならない

これまでどうやって
モチベーションを保ってきてたっけ?
って何度自分に問うても

「自分の好きなこと」を見つけ出すのが
得意なはずの私なのに

それを実行しているのに

「嫌なこと・すべきこと」ばかりに追われて
自分をすり減らしてきたわけでもないのに

どうしても
私が「今」やっていること全てが
私が発言した言葉全てが
私の周りでふわふわと宙を舞って
どこに行くでもなく
誰に届くでもなく
発した自分にさえ響かない

そんな捉えどころのない
虚無感に襲われ続けていました
(現在進行形)


目標志向な私なので
やりたいことはどんどん浮かぶし
身体は動く

心身共に健康で
何も手に付かないわけでもない

それなのに感じるこの虚無感

 

今年に入ってから徐々に
先月頃からは周囲に
「自分のモチベーションが維持できなくてつらい」
と、漏らさずにはいられないくらい
私の心の穴は大きくなっていました

「あ~もう全部投げ出して
全てを捨てて逃げちゃおっかな~」

そんな風にまで考えていたここ最近



そんな中で届いた
「ありがとう~」の言葉

「ひと宮ちゃんがいたから
喜んでもらえた!本当にありがとう」

「ひと宮ちゃんのおかげで
みんなが嬉しくなった!ありがとう」

たかがカスタムドール画像ひとつで
ありがとうと言ってもらえた

 

 

 

その時にね、わずかですが
私の中に開いた真っ黒で大きな心の穴が
少しだけ小さくなって
すこーしだけ
グレーっぽくなった気がしたのです

 

あれ?

そういうことか!?ってちょっと
穴がふさがる感覚が掴めた気がしたのです

 

自分自身を俯瞰してみると
「怠けている」「努力が足りない」
というよりは
「やりすぎている」「頑張りすぎている」
寄りな自覚はあって

だから、すでに私の心は
キャパオーバーになっているのに
どれも手放さず抱えているから
自分が感じている以上に
疲れているんだろうな
って結論づけてみたりもしていました

 

正直今、目の前の手帳をみても
タスクだらけ
分刻みのスケジュールで
私がどうこうできる問題ではない壁も
立ちはだかっていたりして
解決が見いだせず
もやもやしてることがあったりで
私の心はとてつもなくせわしない

正直、本来なら
ドールなんて弄ってる余裕はない状況

誰からも強制されていないし
さえたんからも
絶対作ってとは言われていないし
周囲からは
むしろ無理しないでねと
気遣われる始末


それでもね

それでも

私は作らずにはいられなかった

むしろ私から望んで
オーダーを受けることが
今の私を救ってくれる気が
何の根拠もないけれど
この虚無感から
抜け出す糸口がある気がしていたのです

 

 

 

 

 

 

昨日お礼のメールをもらって

その後もあれこれタスクを済ませ
ひっきりなしに鳴るスマホを片手に
返信し続け
布団に入ってからも
あの事、この件と頭を巡らせながら
気付いたら眠っていて

今朝は、土砂降りだから
学校まで送っていってと
時間ギリギリに言われ送迎し
通勤ラッシュにまんまと被り
あさイチの約束の時間に
間に合うように帰宅できるだろうかと
ハラハラしながら
運転していたなかで



ふっ…と


「あ、私“あたりまえ”に押しつぶされていたんだ」

って気がついたのです

仕事なんだからやってあたりまえ

自分で決めたんだから
やるのはあたりまえ

結婚したんだから
そうあるべきなのはあたりまえ

親なんだから
そうすることはあたりまえ

夫婦なんだから…
その立場なんだから…
その役職なんだから…
それを請け負ったのは自分なんだから

やるのがあたりまえ


別に家族や周囲から
「それはあなたが
やるのがあたりまえのことでしょ」
と、念を押されたわけでも
直接的に言われて無理強いされて
やってきていたことがあるわけでもないけれど

 

「ありがとう♡凄く嬉しい♡凄く幸せ」
という言葉を貰った時


あ。
今ここに存在していていいんだ。
私にも価値があったのか。と
私の存在価値を認めてもらえたような
心が凄く温かくなる感覚を感じたのです

 

どれだけ私なりに頑張っても
どれだけ目標を達成しても
どれだけ寄り添う努力をしても

何をしても
それは今の私にとって
できてあたりまえ
やってあたりまえ

そんな風に感じてしまっていたから
何をしても
どれだけ頑張っても
疲労だけが溜まって
穴が大きくなるばかりだった



 

私がカスタムドールを作って
さえたんに渡せたら
きっとさえたんは喜んで
ありがとうと言うだろう

その画像を受け取ったあっちゃんも
きっとすぐに私にメールを寄こして
きっとあっちゃんのことだから
ブログも書いてくれるだろう

そのブログを読んだみんなが
きっとすごいね!と感想のコメントを
綴ってくれるだろう

私はそれを自分のスマホから
眺めながらご機嫌になれるだろう



 

 

私は自分で自分のご機嫌をとるために
「ありがとう」を求めていたんだな

だからどれだけ忙しくても
今作る意味があると思った

 

私は誰かを幸せにすることを
第一優先で生きていないし

片づけのお仕事だって
極論他人の家が散らかったままでも
私は困らない

でも、私が何かをしたことで
喜んでもらえて
ありがとうと言ってもらえることがある
とするならば

それは物凄く私の存在価値を高めてくれ
ピンチな時も
私を救ってくれる支えとなる


「凄いね、ありがとう」が言われたくて
行動を起こしている
と言ってしまうと
また語弊があるけれど

 

やってあたりまえ
できてあたりまえ

ひと宮なんだから
それくらいできてあたりまえ


どんどん自分で自分の首を
絞めていたのかもしれない


さえたん、あっちゃん

「ありがとう」の言葉をありがとう

お二人に限らず
私の存在を価値あるものとして
認めてくれる私の周りの方々の
日々の「ありがとう」の言葉が
こんなにも私の支えになって
活力になっていたこと

どうして忘れてしまっていたんだろう

私自身が
できてあたりまえなんだから
これくらいやれなきゃと
決めつけていた私自身の能力を
認めてくれてありがとう

せっかくの「ありがとう」の言葉に
「いえいえ私なんてこの程度しかできませんので」と
謙遜し続けていたら
何をやってもどこまでやっても
満たされることは無く

いづれ「なんで私ばっかり…」と
怒りに変わっていたことでしょう

あるいは
「私なんて価値のない人間なんだ」と
思ってしまうのも当然の流れ


今年に入ってからは特に
私にとって初経験な出来事も多く
未知な事と向き合う時の周囲の
「良かれと思って」な言及にも
かなり振り回されていたように思います

「○○のためを思って」

この発言がどれだけ
プレッシャーになっているか
どれだけそれが
「世間にとってあたりまえなんだから
あなたもできるでしょ」に変換されていたか
身をもって
体験していたということなのかもしれません



苦しいとか腹立たしいとか
「誰が」とか「何が」っていうことではなく
とにかく日々の生活のすべてが虚無感で
とてもとても
つらい数か月間を過ごしていたのですが


2021年後半は
少し光が見えた気がしました^^

 

余談ですが…
私がカスタムドールを誰かに提供して
Fbがバズると(バズってはいない)
必ずと言っていいほど
日本ライフオーガナイザー協会の
高原代表からDMが届くんです

↑1年前に製作した、たかはらまゆみちゃんドール

代表からですよ?
会社の社長から
ダイレクトに個人メッセくるとか
そんなことあります?笑

高原代表のメッセージから
何度私の価値を見出してもらったことか

ひと宮のやっていることには価値がある!
やる意味がある!と
なんど背中を押してもらったことか

本当に感謝しかないです

 



こんな恵まれている私なのに
心にぽっかり穴開けてる場合じゃないよね 笑




さえたんとあっちゃんは
この2年関西チャプターの代表でした

そしてひと宮は2021年6月から2年間
中部チャプタ―の代表として
活動していきます

きっとこれも
縁だったのかもしれない

チャプター長が決まったのは去年
その後激しい虚無感に襲われ

任期交代のこのタイミングで
虚無感な私を救いあげてくれて

ありがとう