依頼を受ける時お一人様での ご依頼がほとんどです
家族と暮らしていても 奥様一人から
又は
お義母様一人からのご依頼
夫婦揃って 親子揃って 嫁姑揃ってのご依頼は… ほとんどありません
今回伺ったお宅は
ご夫婦揃って ヒアリングを受けていただき 一緒にクローゼットをオーガナイズしました
一番理想的なカタチでの作業でした^^
「片づけを依頼する」 というハードルは高いものです
重い腰を上げるのも一苦労です
そこに更に 一緒にヒアリングを受けて 一緒に片づけをしないかと
旦那に相談して2人の重い腰を 同時にあげるのは
まぁそれは 宝くじで3等を当てるくらいの 難しさじゃないでしょうか? (1等ほどでは無い気がするので3等でw)
家族と一緒に片づけをしていると
どうです? 大概思うように進まないんですよ
経験無いですか?
「着てないんだから捨てなよ」とか 「ここに置いてあるモノ早く何とかしてよ」 っていう一言で
カチンとさせて喧嘩になるパターン
結構修羅場になったりするんですよ
片づけがきっかけで 夫婦仲・嫁姑仲・親子仲が 悪くなるパターン
あるあるでしょ?
なかなか
「誰かと一緒に片づける」というのは 難しかったりするんです
価値観が人それぞれ違いますからね 身内であればある程 言い方に棘も出ますから
売り言葉に買い言葉で 収拾付かなくなるんですよね
今回オーガナイズしたクローゼット
画像右側がC様 左側が旦那様のスペース
1日かけて奥様のスペースを オーガナイズした次の日に 旦那様のスペースを
旦那様と作業しました
今回の オーガナイズターゲットは 「お洋服」ですから
誰の持ち物かは一目瞭然です
夫婦・家族共有のWICの場合 奥様が代表して片づけるのは よくある事ですが
本来
旦那様の服はご本人が オーガナイズできることが 一番理想的です
旦那様の(貴重な)休みの日に 作業ができた事 旦那様が意欲的に取り組んで下さった事
この時点でまぁ、素敵な 夫婦関係が築き上げられてるなと 感動ものなのですが
なによりひと宮が 嬉しくて幸せに感じる事は
夫婦2人が とても楽しそうに 服の選別をしている この状況に立ち会えている事
この仕事をしていて
何より嬉しい瞬間!
(冗談抜きで!ほんとに!マジで)
「着て無いんだから捨てなよー」
同じセリフを言っても
不思議な事に ひと宮(他人)がその場に入る事で 喧嘩にならないにやり
(むしろ笑いが起こる!!)
そしてさくっと作業が進む! (人数増えるから単純に効率も良い)
それは ひと宮が魔法使いなわけじゃなく
ただ「他人の目が気になる」 (無意識に良い人を演じようとする)
という深層心理を うまく活用しているだけに過ぎないのだけど
他人が一人入るだけで (身内じゃない事がポイント) とってもスムーズに なおかつ間違いなく
夫婦関係が今まで以上に良好になる そんな「片づけ」ができるのです
わざわざ 夫婦でいがみあう必要は無いわけで
「片づけ」で 夫婦仲に亀裂を入れる必要は 無いわけで
オーガナイザーと一緒に 「片づける」ことで
モノと向き合うと同時に
誰と一緒に片づけたかで モノとその人(相手)と どんな生活を送っていきたいかを 改めて気づける
素敵な時間に 変える事ができるのです
Tシャツ一枚で 過去の思い出話に花も咲きますしね (この時間が大事↑)
「はいはい、 喋って無いで手を動かす~!」 って言うのはひと宮の役目
思い出が詰まったお気に入りだったお洋服を 夫婦で語らいながら
そしてこれから先
(自分が)着たい服
(相手に)着て欲しい服
互いに意見を聞きながら 選び取って頂きたい
「片づけ」という時間が 夫婦にとって最高の
クオリティータイムとなる事
それがひと宮が目指すべき 理想とするお仕事です
まずは自分のモノから片づけてみましょう
自分のモノが整ったら 家族と向き合ってみましょう
立ち止まってしまったタイミングで 連絡ください
「片づけ」は決して 大変でめんどくさくて疲れるだけの 作業じゃない事をお伝えできると思います