②2023年名古屋カンファレンス~講演の振り返り~

2023年
日本ライフオーガナイザー協会
名古屋カンファレンス振り返りブログ
前置きはこちら

 

2年前はコロナでオンライン開催
昨年は感染対策でお隣さんと距離を取って着席


今年のキュッとした席が
なんだか嬉しく感じたのは
きっと私だけじゃなかったはず

以前なら絶対
「ちょっと狭っ」って言ってたけどね 笑


キュッと固まって
和気あいあい語れるって
こんなにも嬉しいことだったのかと
できなかった時期があったからこそ
感じられる喜び


(権限ないけど)地元開催ということで
中チャプメンバーが最前列を陣取り
学ぶ気も満々です^^

記念すべき15周年目のJALO
基調講演は高原代表




片づけ業界も
時代の変化の速さについていくのに必死

しくみ化する・出す・戻すは
AIにできても
クライアントの思考を瞬時に読み取り
臨機応変その場の状況に合わせて
即座に対応することは
蓄積型のAIにはできないこと

なーんて言われた時期もありましたが

今はチャットGPTで
自分の思考を瞬時に言語化し
なんなら動画もつけて代わりに
発信してくれる時代

ほんと日々どんどん出てくる
便利(らしい)機能も
学ばなきゃ、使いこなせない

インストールだけなら
馬鹿でもできるけど
全くもって宝の持ち腐れ
そんなシステムを
私はいくつ抱え込んでいるのやら

比較検討どころか
もうお手上げ状態なアプリの数々に

常に先陣きって試して
かみ砕いて
無能な主婦(ワタシのコトね)にもわかるように
説明してくれる髙原代表

この協会に所属していなかったら
もし完全独学で片づけの仕事を進めていたら
まちがいなく進化無しのアナログサポートを
今も続けていたと思う
(続けられていたかも怪しい)

どれだけの知識と一歩先の技術を
髙原代表から学び教わってきたことか

 


間違いなく一昔前に比べたら
発信するツールも機能も増えて
便利になっているわけで


めまぐるしい日々の変化に
ぐったりしているのも
正直なところだけど

それでもここまで続けてこられたのは
その変化に揉まれながらも
学びを怠らず、自分のできる範囲で
コツコツアウトプットしてきたからに他ならない

きっと5年後
20周年を迎えるカンファレンスでは
AIを駆使したもっと面白いことになってて
その時笑っていられるかは
この、これからの5年間の変化と向きあい
自分の中に落とし込んだサポートができたかどうか次第だと思う

笑って20周年を迎えたいものです


そう思うなら
今できることをコツコツやっぱりコツコツ
譲れないコトを大切にしつつ
(ブレない芯はブラさず)

only oneな自分を極め
しなやかさと柔軟さを身につけながら
続けていくしかない!
改めてそう思った基調講演でした

アンガーマネジメントの第一人者安藤さんから学ぶ
「もっと楽にもっと生きやすく」を実現するヒント

アンガーマネジメントと
ライフオーガナイザーの関係は
切っても切れないと思っていて
(といっても個人的にしっかりアンガーマネジメントを
学んだわけじゃないですが)

それでも現場で
どれだけアンガーマネジメントの考え方を
頭に意識しながらヒアリングしてきたことか

メンタルオーガナイザーとしても
随分自分と向き合う事を課してきましたので
自己理解を深めるためのトレーニングは
日々意識していたつもりです

それでも改めて問われると

最初はそんなつもりなかったのに
気付いたら~するべき。と思い込んでいて

気がついたら
それができていない自分に対して
~ねばならないとなっていたものが
いかに多いか

ライフオーガナイザーとして
十人十色、価値観は人それぞれということに
とても重きを置いているので
他者に対しての思い込みや決めつけは
20代の頃に比べたら随分軽減され
人とのコミュニケーションも
とりやすくなっている自覚がありますが

こと自分の事となると
もしかしたら20代、30代の頃より
厳しくなっていたかもしれない
「べき」を越えて「ねばならない」と
自分に鞭をふり
それが思うようにいかなければいかないほど
理不尽な世の中だけのせいにしないで
自分の中にもまだ変えられる事があるはずと

自分と向き合っていったがゆえに
いき過ぎて自己批判(重圧)になっていたかも…

自分で自分に重圧をかけていたら
次第に他者に向けても余裕がなくなっていきますよね

思い当たる節がありすぎるので
来年はアンディーこと安藤さんにならって
もう少し自分に対して許容量を広げてあげようと思いました


遺品整理のパイオニア横尾さんに聞く
デジタル遺品整理と福祉整理

以前のカンファレンスでも興味深いお話が聞け
【生前整理】ではなく【福祉整理】と
呼んでいる事に深く感銘を受けたのですが

今年も今一番個人的に気になっているテーマ
「デジタル遺品」について
最新の情報を得ることができました
とは言え横尾さんのおっしゃる通り
日本はこの手に関して本当に遅い

ちょっと言い方アレですが
今亡くなるご年配はもしかしたら
ネットバンクを持ってないかもしれないけど
あと数年もしたら
スマホでネット決済している世代の死亡率がどれだけあがるか

これは我が家にもダイレクトに当てはまることで
お婆ちゃん、お爺ちゃんが去年亡くなった時は
さほど重要視しなかったけど
父親、母親となればすでに
ネット銀行でやりくりしている世代なわけで
今もし万が一のことになったら
父母どころか、旦那だって…


特に私が死んだら
仕事上どれだけのネット契約をしているか
どこまで残された遺族がサポートして
処理してくれるか

見当もつかない!!!!!

コレが正直な現状(汗)

心の整理も目に見えない整理で
とても大変なのを
10数年片づけ業を行ってきて痛感している所に
さらにはデジタル遺産まで💦

身内どころか、他人の
目に見えない、見えにくいデータの中を
管理・維持・そして片を付けていくことの難しさったら

 

ましてやアカウントやパスワードの意味を考えた時
生前気さくに聞けるモノでもないし
どう保管するかも頭を悩ませますから
まだまだ課題は多く…


きっと今後現場サポートでも
この手の相談がくると思うので
私自身ももう少し深掘りして
対策していきたいと思っています

せめて今はまず家族に
(特に子供たち~💦)
アカウントとパスワードの記載の徹底と
私の記載したものの定位置を伝えておくところから
話し合っていこうと思いました

本当に一生片づけ

片づけの課題は尽きませんね…


やりたいことで、好きなお客様に選ばれ
ちゃんと儲かるを目指す

最後は毎度お馴染み?になりつつある
リウムスマイルの穗口さんの講演

どうしても同業者同士で会話をしていると
井の中の蛙になるのはしかたのないことで

外部から俯瞰して
ライフオーガナイザーという仕事を
見てくれる人がいるというのは
とても貴重なことだと思っています

特に穗口さんはHP制作の方ですから
オーガナイザーの一歩足りないところや
押し出したらええやんと言う部分を
的確に表現してくださって
改めて「あぁそうなのよね。私達って」と
腑に落ちることが多いです

こんなこと言っちゃーあれですが
穗口さんにとってライフオーガナイザーは
とても売り込みやすい営業先でしょうよ。ということを差し引いても
やはり外部からの意見というのはとても重要

近年感じていた
技術・スキル・ノウハウなどの知識より
クライアントが求めているのは
オンリーワンな仕事をしている人が
選ばれているという事実

これは私自身もひしひしと感じていて
私にご依頼くださる方もですが、
私自身が誰かに頼りたい時も
何の資格をもっているか。ではなく
「○○ができる誰に」頼みたいかを
重要視して選んでいて

そこには
「その人自身がめちゃくちゃその仕事を楽しんでる」
とか
「並々ならぬこだわりをもっている変態(賛辞)」
そんな部分に惹かれ
この人だからお願いした!!ってことが多いです

 

きっとこれは
どの業界でも同じ現象が起きている気がしていて

テレビの向こうですら
芸能事務所に所属しているタレントではなく
自分の力でSNS発信している
インフルエンサーを見る時間の方が増えていたりするのも
視聴者がそういったものを感じ
選びとっているからだと思うんですね


ライフオーガナイズという片づけの仕事はカタチがなく
売るモノ(商品)は基本的に自分自身

だからこそ
私自身が本気で好きな事
本気でやっていて楽しいことを発信していく

「私」が求める理想のクライアントに出会えるよう
これからも自己理解を深め
言語化あるいは映像化していきたいと思いました

 


ふっと思い返してみたら

私のクライアント様は
毎回見事に私の理想の(笑)クライアント様ばかりでした!
これはこれは
私はすでに恵まれていたんですね!


発信力は伸びしろだらけですが
それでもこれまでの良いご縁に感謝!

 

 


女性が大半の日本ライフオーガナイザー協会ではめずらしく
ダンディー3名が続いた講演

これはこれでまた
視野が広がった有意義な1日となりました

ありがとうございました。

そしてこの後
場所を移動して懇親会ブログへと続く→