2021年日本ライフオーガナイザー協会カンファレンス【登壇】を終えて

年に一度開催される
日本ライフオーガナイザー協会のカンファレンス
今年のテーマは【原点回帰】

 

カンファレンス後の懇親会のブログはこちら

 


数年後自分が見返す時のために
カンファレンスプログラムの覚書ブログです

 

2日間に渡る開催の中で
今年は2日目の後半の専科プログラム
リユースオーガナイザーの枠で
登壇させていただきました

ありがたいことに
オンライン開催
2年連続登壇させてもらったことで
変な緊張はしなくなったものの
PCの操作だけは入念に確認^^;
リアルとは違う緊張を
プラスで持たなきゃいけない部分が
まだまだ場数不足ですね^^;
(とはいえ大きなミスをしなくてホッ)


カンファレンス用のスライドは
今年もリユースリカちゃんに
ご登壇いただいて♡
華やかに彩ってもらいました^^

苦手なスライド作りも
リカちゃんがいることで
(それなりに)楽しくなっているので
本当にカスタムドール様様です^^

 


片づけのプロが作った折れないハンガー

 

話の中ででてきたハンガーの件ですが

ハンガー自体はコロナ前からありました
ただ、私が対応させていただいている
クライアント様のためだけに作っていたので
過去のブログ等でもあまり触れてきませんでした

ですが、今回
岐阜県美濃加茂市のふるさと納税の
返礼品に選んでいただいたということで
大々的に販売する運びとなりましたので
今後はちょいちょい
ご紹介させていただくとことになるかと思います

購入サイトはこちら→

以前作ったハンガー動画
まだ名称も決まっていない頃の動画↓

 

 

ということで改めまして
2021年のカンファレンスを
画像で振り返りたいと思います

 

 


日本ライフオーガナイザー協会
高原代表の挨拶からはじまった
カンファレンス1日目


ゲスト登壇者一人目は
遺品整理のプロ

メモリーズ株式会社 代表取締役

横尾 将臣さん




「ゴミ屋敷」と言われる状態を
だらしないの一言で片づけない


日本は孤独死の多い国で
生きる死ぬの深刻な問題だからこそ
必要とされる横尾さんの仕事内容は
非現実的にもみえて
身近なところで日々確実に起こっている
生々しいリアルを突き付けられました


グリーフケア
【肯定と同調】という言葉も印象的でした

人は弱い
あたりまえの生活に感謝しよう

 

そして二人目の登壇は

全米で人気の
リアリティ番組チャンネルTLCのTV番組
「Hoarding: Buried Alive(ホーディング:ベリード・アライブ)」で
オーガナイザーとして2回にわたり特集された
カレン クルザンさん



心理療法士であり
プロのオーガナイザーとして30年以上
活動してきた経験と高齢クライアントとの
長期にわたるサポート実例は
加齢による脳の機能の変化と
身内ではない第三者(オーガナイザー)の
存在意義を改めて学びました



そして次は

専科プログラム事例紹介
メンタルオーガナイザーチーム


 

 

ゲスト登壇者
Google 認定トレーナー
イーディーエル株式会社代表取締役

平塚 知真子さん

「Google 認定トレーナー」及び
「Google Cloud Partner Specialization Education」の
2つを保有する
国内唯一の女性トレーナー経営者である平塚さん

 

普段何気なく使っている
無料のGoogleアプリが
70以上ある事にまず驚き

聴いたことはあったけど
説明ができなかった
Google式10x(テンエックス)仕事術が

大きな理想から逆算思考で
進めていく考え方で
最強ツール(Googleアプリ)×マインド(考え方)
をかけあわすことで
10倍の成果がおこる!!という
そもそもの
Googleアプリを使うメリットがわかったことで
より一層
Googleの便利さと凄さを実感しました

いつも目にしていたけど
使ったことが無かったスプレットシートも
使い方を聞くと
「なんて便利で効率的で時短できる優れモノ✨」
と感動…

無料でこんなに便利なのに

定期的に使い続けないと
すぐに存在と使い方を忘れてしまうのは
利用者側の問題ですな(ワタシのコト)



専科プログラム
レジデンシャルオーガナイザー事例紹介

 

同じく専科プログラム
CLO事例紹介

 

 

 

そして1日目ラストは昨年に続き
片づけのプロが偏愛するグッズ紹介リレー

勝手にアンバサダー第二弾!
日本列島数珠つなぎ
〜偏愛オーガナイズグッズ紹介リレートーク



 

濃厚もりもりな1日目を終えて
あっという間に2日目

 

スタートは高原代表から

「人」を主役にしくみ化
最適化するというアプローチ

という言葉とともに
ライフオーガナイザーの特徴である
基本を立ち返り


 

SDGs委員会メンバーの事例紹介へ



続いて
米国ペンシルバニア州ピッツバーグで
活躍中のオーガナイザー
ヴィッキー デラクラさん

 

今回のゲスト登壇者の話で
共通してると感じたのが
ネグレクト(怠ること無視すること)
バウンダリー(限界、限度)
そしてセルフケア

ピーター・ドラッガーの言葉
「表の風に吹かれろ」
=
客観的な他者の意見を取り入れる


高齢クライアントに限らず
ライフオーガナイズサポート
(他者のサポート)は

俯瞰して続くしくみを考えていくうえで
とても重要な役割を果たす
立ち位置だと感じました

 

 

そして今回全体的に
共通して軸となっていた「脳」について

ご自身が脳梗塞を発症
その後、高次脳機能障害を経験した

文筆家の
鈴木大介さんのお話



脳の機能に障害が出て
「日常のあたりまえのことが
片っ端からできなくなる」

この言葉はかなり衝撃的でした

できていたことが
できなくなる

周囲からは変化が見て取れない
その不安と恐怖は計り知れない

片づけが不可能という状況があるなか
そんな人に「片づけなさい!」は
足がない人に走れよと言っているようなもの

この言葉を聞いた時
健全な脳で作業する側の配慮と
無自覚の怖さを考えさせられました

病前と比較して
「片づけられない」って何?と考えたところ

片づけられない=探せないこと

探せない=物(情報)が輪郭を失っていること

同じ種類のモノも
探して手に取るということができない

探せないと脳がどんどん疲れる

片づけができない人は
やる気の問題じゃなく脳力差

とても印象に残る言葉でした

その後ご自身経験から
導き出されたケアの方法と
情報過多の場合
耳をふさぐと目だけの情報になって
探しやすくなるというのはかなり納得

相談者を労い
ここまでよく頑張ったことを褒める
ねぎらいの声掛けは
とても参考になりました

 

そして
徳島のオーガナイザー

エクリュプラスの
竹内 真理さんと

実際にオーガナイズサポートを
体験され変化を感じた

鳴門教育大学大学院学校教育研究科准教授
坂本 有芳さんのトークセッション


 

ちょうど画像のスライドにも載っていますが
坂本さんが経験したことで感じた
【片づけは投資】であるということ

これ。本当にその通りだと思っていて

日々何かしらのストレスを感じながらも
どうせまた散らかるであろう空間に対して
お金を払ってまでやる価値があるのかないのか

そこを未来への自分への投資ととるか否かで
片づけた後の結果が全然変わってくることは

やはり投資した人でないとわからない領域

片づけと真剣に向き合った人でしか
得られないモノがそこには必ずあるということ

10年以上サポートする側でいたので
サポートされた側の熱い感想は
とても心に響きまた気持ちも鼓舞され
今後への活力となりました



そしてこの後はひと宮も登壇した
専科プログラム
リユースオーガナイザーの事例紹介

 

 


同じく専科プログラム
クローゼットオーガナイザーと続き

 

 

ラストは
メンタルオーガナイザーの産みの親であり
本部スタッフであり
イベントオーガナイザーでもある
渡邊奈都子先生の
クロージングワークショップ

 

今の自分は
どの力に突き動かされているのか

ビジョンか
(見たい景色・見える景色)
ミッションか
(自分がこうしたいありかた・使命)
パッションか
(心に火がつく・心の中が燃えている)

この内側から湧きでる
内的世界の目標こそが
いきがいであり活力となる


思考の中に未来はある

そして
「未来を変えるには
今できる【行動】が必要であること」

この言葉は
メンタルオーガナイザーになって
特に強く意識している部分で
今の自分に繋がる(今までの自分を労える)
力になっています
そしてこれからの自分への
エールにもなっている言葉


以上2日間の
自分用カンファレンス議事録でした

 

長いようであっという間
文章にするとインプットできたのは
この程度か…と落ち込まなくもないですが

カンファレンスに参加できたことで

原点回帰で改めて立ち返れた部分と
パッションだけで
ここまで突っ走ってきた自分の心に
ミッションが加わっていた事に気づけたこと

今の自分が数年前描いてた
ビジョンにあったこと

2021年は
自分の内発的動機と外的動機との
折り合いがつかないことが多く
苦難の年で
凄く辛かった1年でしたが

カンファレンスのおかげで
自分の成長を素直に労って
年をまたぐことができました

 

毎年恒例カンファレンスは
主婦には決して安くない金額で
参加する決断をするだけでも
なかなか勇気がいることですが

一年間の振り返りと
来年への意気込み
そしてなにより
ライフオーガナイザーでよかった
来年もライフオーガナイザーでいよう
と覚悟を決めることができる貴重な場


2022年のカンファレンスでもまた
自分を労うことができて
2023年を気持ちよく迎える準備ができるよう
悔いのない1年を過ごしたいと思いました