価値がわからないモノを売ってみました
リユースマスターのひと宮です
価値がわからないのに
「売れる気がする」
というなんとも曖昧で
何の根拠もないまま査定してもらいました
全3回でお送りしてます
「価値がわからないモノを売るコツ」
最終章です
どうぞもう暫くお付き合いください
質屋とリユースショップ(セカンドストリート)
に持って行きました
こちらのフィルムカメラ↓
まずは査定額から
ジャカジャカジャカジャカ
ジャンっ
なんと両店とも
査定額0円!!ひょ~
…
と、まぁこうなると
残念だったねで
普通なら終わるところですが
それじゃリユースマスターが
ブログで伝える意味がないので
ここからが本題です
結論から言いますと両店とも0円で
値は付かず
引き取りも不可でした。
ただ、とっても興味深いデータが取れました
それは
それぞれのお店で
査定の仕方に違いがあった事です
過去のブログ
でも書いていますが
同じ商品でも
売る場所(店・サイト)が違えば
買い取り金額も違ってきます
今回の件でいくと
この2店舗はどう査定したのでしょう
まずは質屋
すぐにネットでこのカメラの年式を調べていました
カメラ本体の劣化や欠陥品などの確認では無く
ポイントは
「人気の品番」かどうかの確認
とにかく巷で人気かどうか
コアなファンが多いかどうか
間違いなく買い手がいるかどうかの確認
どうやらこの商品の何個か前に生産された型は
いまだに根強い人気があるらしく
「壊れていても買い取りたい」
ただ、残念な事にひと宮が所持していた
このカメラは
2つとも人気の型ではないらしい
(沢山出回ってるのか、もともと不人気なのかは定かじゃないですけど)
続いて
リユースショップ
こちらがまず確認したのは
付属品が全てついているかどうか
動作可能かどうか
結果的に何か部品が足りなかったらしい事と
レンズが若干曇っていて
不良品扱いになったっぽく査定不可
さて。
ここまで書いて何が伝えたかったかと言うと。
まずはこのカメラが
・人気の型番なのか
・不良品なのか
・欠陥品なのか
と言う事がわかりましたね
この時点で正直もう
ほぼほぼ無価値なものだと
言われたようなものです
だがしかし!
どうですか?
これだけのモノ
不燃物だしですか?
捨てるのも大変です。
ひと宮としては処分代にお金をかけたくない
そしてなにより
これだけボロクソに言われたのに(笑)
いまだに
「(たとえ少額でも)売れる気がする」
とか頭の隅 で思ってる(笑)
(往生際が悪いw)
価値がないと言われてしまいました。
本体に金額が付かなくてもいい。
この際誰か引き取ってくれたら万々歳!
そんな残念な品を売るのに最適なのは?
そうだ!!
オークションサイトだ
価値がないので
フリマサイトでの出品は難しい
(適正金額がつけづらいからね)
でも
ヤフオク
なら
1円スタートが可能
で。出品してみた結果
査定額0円だったこちらのカメラ達
なんとお値段付きまして
↓
あらびっくり
11、611円!(送料別)
たった3日程度の出品期間中に
400ものアクセスがあり
4名が購入を意識したかと思うと…
つくづく
「価値(プレミア感)」というものは
人それぞれだと
思い知らされますね
今回質屋とリユースショップで
言われた通り
ヤフオク出品する際
・部品が欠けているらしいこと
・ジャンク品扱いであること
をしっかり明記しました。
私自身カメラに詳しくなかったので
事前情報が入れられずヤフオク出品を後回しにしていましたが
結果として
唯一売れたサイトとなりました。
これ、よく考えたら
例えば人気の品番だったら…
欠品無く、動作可能だったら…
(人件費・店舗維持費等差し引かれない分)
質屋で売るより
リユースショップで売るより
もっと良い値で売れるかも…ネ
本日の格言
ヤフオクサイトの向こうには
何万人もの査定師がいる